平成25年度第2回読書会を開催します。

平成25年度第2回読書会を開催します。

 日時:平成25年12月12日(木)17:00〜
 場所:かしわプラザコンベンションルーム

詳しくは,こちら をご覧下さい。

※準備の都合上、参加希望の方は12月6日(金)までに、図書館カウンターまでご連絡ください。(0155-49-5340)

企画展示「たべる つくる くらす」

ただいま附属図書館閲覧室で企画展示「たべる つくる くらす」を開催中です。
私たちの生活に直に結びついている料理を始めとした暮らしに役立つ本を集めました。
『ベターホームのお料理一年生』や『北海道日本ハムファイターズの寮ごはん』等のレシピ本、コーヒーや日本茶についての入門書、部屋の収納・片付けに関する本など多種多様な資料を展示していますので、興味のある方はぜひ覗いて見てください。
暑い日が続いていますが、図書館の本+美味しいご飯で夏バテを吹き飛ばしてくださいね。

「読書マラソン畜大コメント大賞」決定!

帯広畜産大学生活協同組合が主催する「読書マラソン 畜大コメント大賞」が決定し,7月23日,かしわプラザにおいて受賞式が執り行われました。
今年から,「畜大図書館は読書マラソンを応援します!」ということで,運営委員の先生に選考に加わってもらい,「図書館長賞」1名を決定し,前田館長が監修した「DNAの構造とはたらき」1冊を贈りました。また,参加賞として,クリアファイル(リポジトリ)と,貸出冊数プラス2(限度10冊のところ,年度内は2冊プラスで12冊)の特典をつけました。
全国の読書マラソンの締切は10月10日。たくさんの応募を期待します。


蔵書交換展示会「北見工業大学から100冊の本がやって来た」

帯広畜産大学附属図書館は,旭川医科大学図書館・小樽商科大学附属図書館・北見工業大学図書館と連携し,学生の教養を高めることなどを目的とし,教育研究を特徴づけたテーマのもとに,相手方の図書館に所蔵されていない又は所蔵の少ない分野の図書を送り展示する「蔵書交換展示会」を行います。
 7月23日から8月13日まで,本学図書館2階閲覧室において,北見工業大学の本100冊を展示します。
 貸出も行っておりますので,是非,図書館に足を運んでください。

*展示リストは こちら をご覧ください。


読書会を開催しました

6/11(火)、かしわプラザコンベンションルームにて、今年度第1回目の読書会を開催しました。
中途入出者も含め、総勢11人の参加がありました。
当日の紹介者・紹介された本は下記の通りです。

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Oさん(今回の読書会の企画・ポスター制作等を担当してくれました!)
植物図鑑
「恋愛プラス自炊のノウハウ。北海道で食べられる植物もたくさん紹介されている。北海道にやって来た一年生にぜひ」
舟を編む
「調べるツール『辞書』の偉大さ、自分で調べて答えを出す大切さ」(※図書館スタッフとして大いに頷かせていただきます!)
塩の街 (角川文庫)
有川浩は女性なのに男性目線」「塩化した街でどう生きて行くか。ちょっぴり恋愛も」
僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA)
「ミステリ。50時間起きて20時間眠る主人公。」「分厚いけれど一気に読めました」

Iさん
裏庭 (新潮文庫)
「日本版『果てしない物語』」「日本でもこんなファンタジーを書ける人が!」
悪の華 (新潮文庫)
「渇望とそれに反する憎悪・恋愛の深さ重さ」「とても苦しい恋愛をした人に」

Sくん
食の世界地図 (文春新書)
「洋食の由来・食の正しい知識・ことわざなど」
吟遊詩人ビードルの物語 (日本語版)
「絵本が好き。情報量少ない中でいろいろ教えてくれる。」
光に向かって100の花束
「祖母の遺産で人生で最初に読んだ本」「人生の教科書。掲載されている100の逸話はすべて座右の銘

S先生
北の無人駅から(※サントリー学芸賞受賞作品)
「道内の無人駅のルポ。各駅の歴史や今抱える問題」「この本によって、もっと深く北海道を理解できるんじゃないか」
最果てアーケード
最果てアーケード(1) (KCデラックス BE LOVE) 最果てアーケード(2) (KCデラックス BE LOVE)
「漫画原作を後に小説化された作品」「死と結びつく商売の店ばかりが並ぶアーケドが舞台」「どう感じるか、それぞれですが。」

S先生(「オススメしない本なら幾らでも挙げられるんだけど…」と言いつつ、オススメの本を挙げてくださいました)
加藤周一の著作群「学生時代のベース。明晰さ、論理の鋭さに影響を受けた」
夕陽妄語
羊の歌―わが回想 (岩波新書 青版 689)
加藤周一著作集 (1)文学の擁護
加藤周一セレクション〈1〉科学の方法と文学の擁護 (平凡社ライブラリー)

中沢新一の著作群「いろんな物事をどんどこ繋げる思想のしなやかさ・ダイナミクス」「切り捨てられたものに視線」「ちょっと読みだすと引き込まれる」
カイエ・ソバージュ
悪党的思考 (平凡社ライブラリー)
緑の資本論
はじまりのレーニン (岩波現代文庫)
森のバロック (講談社学術文庫)

「加藤の明確さと中沢のしなやかさを是非!」

M先生
プロカウンセラーの聞く技術
「『聞く』ための技術、態度、心構え」「学生時代にも読んだが、今再読すると実感として大事なことが詰まっていると感じる」

図書館スタッフその1
復興の書店
「震災直後、『本なんて』と言われながらも書物が求められている姿に感動した」
往復書簡
「いかにも湊かなえらしい作品」「毒の奥の愛、優しさ」
身の上話
「人は秘密を誰かに打ち明けずにいられないもの」

図書館スタッフその2
知のツールボックス―新入生援助(フレッシュマンおたすけ)集
「大学での学習の具体的な方法について、すごくわかりやすく解説」「私たち図書館員にも勉強になる」
エンジェルフライト 国際霊柩送還士
「海外で不慮の死を遂げた日本人の遺体を運ぶ、国際霊柩送還士についてのノンフィクション」「大事な人と別れる悲しみ、起きてしまったことを受け入れる、乗り越えるための手順」「簡単に外国に行け、簡単に命が奪われる現状も知ってほしい」

とびいりさん
ナミヤ雑貨店の奇蹟
虚像の道化師 ガリレオ 7
100%
MAGIC (The Secret)
スティーブ・ジョブズ I
「本のカバーは外して読む派」(カバーが全部外れて剥き出しの本を何冊も持ち歩いていました(!))

図書館スタッフその3
おさがしの本は 夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
「この2冊は図書館の『レファレンス』がテーマの2冊。図書館の裏で日々行われている地味〜な作業、そしてそれにどんな喜びがあるかを知って欲しくて」
物語もっと深読み教室 (岩波ジュニア新書)
「小説・物語をちょっとだけ違う視点で読むための入門書」

その他
・ファンタジー談義:「哲学を表す手段・思想としてのファンタジー」「心理世界の旅」「ファンタジーの一歩先には…?」(Iさんが熱く語ってくれました!)
・アニメ『悪の華』について:「主人公が女の子に抱く感情がボードレール的」
・コミック/小説談義:「コミックは文字のイメージとズレ。文字でイメージを膨らませたもの方が感じ取れるものが多いのでは」
ラノベ談義:「イラストに頼る部分が多すぎ」「江戸明治は挿絵があるのが当たり前だった。挿絵なしと言うのは近代的な享受の仕方?(ラノベが挿絵前提ということは)明治以前に回帰して来た?」
・自伝談義:「自伝で面白かったのは春樹」「面白いのは鬼六・らも・サイバラだけ」「自伝なんて成功者の自慢話。面白い筈がない。」「福沢諭吉の自伝!芸がある巧みな語り口はさすが!」

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今回は「新入生におすすめの本」「みんなに読んでほしい本」と言うお題(?)が出されていたこともあり、前回までとちょっぴり違った雰囲気だったように感じます。 参加者の皆さん、ありがとうございました。
今回参加された方もそうでない方も、次回のご参加をお待ちしています!(記:ふみし&O平)

★今回の読書会で紹介された本を附属図書館閲覧室で展示中です。上記の紹介を見て興味を持たれた方、是非現物を手に取って、ページをめくってみてくださいね!

読書会、開催します。

平成25年度第1回読書会を開催します。

 平成25年6月11日(火)17:00-20:00

 かしわプラザコンベンションルームにて

詳しくはこちらをご覧下さい。

※準備の都合上、参加希望の方はカウンターまでご連絡ください。(0155-49-5340)

図書館ミニミニガイダンス〝ワークショップ″『ノートを作ってみよう』の開催と展示

図書館では、図書館や本の周辺について、より身近に関心を持ってもらい、学生生活の中で図書館や資料を有効に活用してもらうことを目的として、小規模な講座「ミニミニガイダンス」を、開催することとなったことは以前にもお知らせしましたが、今回は、その企画の第3回目で、先月3月27日、製本のワークショップ『ノートを作ってみよう』を開催しました。

ノートは昨今、さまざまな用途でスタイルもデザインも多様化して発売されていますが、基本となる「糸綴じ製本」で、世界に一つだけのノートを作ってみました。「モレスキンのノート」のように、ノートを通して記録する楽しさや、時間や情報を管理する方法など、さまざまな使い方のヒントとして活用していただけたらいいなと思います。

図書館閲覧室で展示中


世界で1冊だけの自分のノートを仕立てることができ、楽しかった、思ったより可愛いのができて嬉いという声や、次も製本講座を開いてほしいという声が寄せられました。サポートして下さった総合美術部部長のFさん、参加くださった学生の皆さん、有難うございました。

5名の学生さんと図書館スタッフ2名が参加しました。

(ふみし)